産婦人科
総合病院になってくると、産婦人科があるかと思われます。産婦人科にも看護助手の人が派遣されると思いがちです。
しかし原則として、看護助手の人が産婦人科で働くことができないように現状ではなっています。これは国が決めた方針だからです。
1997年を持って、産婦人科看護助手の制度は廃止されています。ですから、看護助手の人が産婦人科に配属されることはないことになっています。
「ないことになっています」という風なまどろっこしい表現になっているのは、実際には産婦人科に看護助手の人が働いているケースが現在もあるという指摘がなされているからです。たとえば、産婦人科看護研修学院というものが日本各地に存在しています。
産婦人科看護研修学院というのは、産婦人科で働く希望のある看護士の人を育成する教育機関です。看護士の人しか産婦人科で働くことはできませんから、看護士の国家資格がないと入学することができないはずです。
ところが、産婦人科看護研修学院の中には、看護士の資格を持っていない人を入学させているケースがあるといわれているのです。このまま学院を卒業してしまうと、産婦人科に看護助手扱いで働く形になってしまいます。
ところが、この問題については、看護学院だけを非難しても問題の根本的な解決にはなりません。というのも、看護研修学院が資格のない人を受け入れている背景には、看護士の免許を持っていない人でも産婦人科に受け入れているケースがあるからです。
実際、看護助手身分で産婦人科で働いている人が100人単位で入るというデータもあるほどです。

