看護師の就職環境
看護師の就職環境はどのようになっているのでしょうか?現在のところ、ほとんどの病院で看護師の人手不足に頭を悩ませているといわれています。ですから、看護師として就職するには、それほどの困難さは伴わないとも言われています。
しかし一方で、人手が不足しているということで、看護師の職場環境は非常に過酷になっているということも言えます。つまり、人手が足りない、仕事はたくさんあるということで、一人一人の看護師の担わされる役割が大きくなってしまうのです。
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あるデータによると、月に40時間以上の残業を行わされているという看護師が全体の実に16%も占めています。一方で、看護師には年間10以上の有給休暇を使うことができますが、11日以上有給休暇をした看護師は全体の13%しかいません。休みを自由に手に入れることがなかなかできない現状があります。
また、人手が足りないということは、経験の浅い新人でも、いろいろな仕事をする必要が出てきます。経験が少ない上に過密な労働になるということは、それだけミスを誘発しやすくなります。
看護師の中で、医療ミスを起こしたことがある、もしくは起こしかけたという人が全体の実に6割を占めています。また、看護師の仕事をしていて、緊急事態などでパニック状態に陥ったことがあるという人も44%いました。これも経験不足の看護師に頼らざるを得ない病院の現状を物語っているのかもしれません。
2006年に全国大学高専教職員組合が25の国立大学病院の看護師14000人に行ったアンケートによると44%の人が看護師を辞めたいと思ったことがあるといいます。比較的待遇のいい国立病院でもこれですから、ほかの病院については事態はさらに深刻だといえます。

