ナースサンダルがなくなったわけ
看護師の人の制服姿は結構世間的にも浸透しているような気がします。「白衣の天使」などといわれているように、看護師の制服姿には安定した人気があります。
しかし、我々がイメージしている看護師のイメージと現在の看護師の制服姿とは大きく異なっていることが多々あるのをご存知でしょうか?
例えば、看護師の人というと、ナースサンダルという、独特のサンダルをつっかけて仕事をしているようなイメージがありませんか?実際、看護師のステレオタイプというと、この看護師のナースサンダルは欠かすことができないアイテムだとお考えの方もいらっしゃることでしょう。
しかし現実には、看護師の人で、ナースサンダルをはいている人はほとんどいません。むしろキチンとした靴をはいて仕事をしている看護師さんの方が大多数を誇ります。なぜナースサンダルは看護師の仕事現場から姿を消してしまったのでしょうか?
看護師のナースサンダルが姿を消した背景には、看護師を守るという側面があったのです。ナースサンダルというと、かかとの部分がむき出しになっていたりします。
サンダルは履きやすく作られている半面、すぐに脱げるようにもなっています。この脱げやすいというサンダルの特徴が、看護師の場合、危険な状態にさらされる恐れがあるわけです。
病院では、注射針などを使います。また、患者さんの中には出血した状態で病院の中に入ってくることがあります。ですから、病院の床には注射針や血が残される可能性が全くないとは限りません。
そこで脱げやすいサンダルをはいてこれらのものを拾ってしまうと何かの病気に感染するリスクが高まります。看護師の身を守るためには必要な措置であったということができるでしょう。
